こんにちは!ソレイユファーマシー豊中薬局のMです(^^)♪
少しずつ朝晩の風が涼しくなってきて、秋の気配が感じられる気候になりましたね。
秋~冬は空気が乾燥している季節です。肌のかゆみやカサつき、乾燥による肌のトラブルが増えていませんか?
しっかりと保湿をしたつもりでも、なかなか改善されないこともあります。
体の内側と外側からつくる美肌対策をご紹介いたします。
美肌というと女性のイメージが強いかもしれませんが、男性にも肌トラブルは起こりますので、
ぜひ最後まで読んでみてください(^^)/
肌トラブルの主な原因
肌のトラブルを引き起こす原因は、体の内側と外側それぞれにあります。
- 内側の原因: 食生活・睡眠不足・ストレス・加齢・タバコ など
- 外側の原因: 空気の乾燥・エアコン・紫外線・化粧品・花粉 など
このような原因によって、
肌のバリア機能が低下したり、ホルモンバランスやターンオーバーが乱れたりすることで、
さまざまな肌トラブルが引き起こされます。
例えば、バリア機能が低下した肌は、外部からの刺激を受けやすく、乾燥や炎症が起こりやすくなります。
そして、ホルモンバランスの乱れは皮脂の分泌量を増やし、ニキビや吹き出物などの原因になります。
また、ターンオーバーが遅くなると、古い角質がいつまでもはがれずに蓄積されます。
古い角質は、皮脂や老廃物が溜まりやすく、水分を保つ機能が弱くなります。
逆に、ターンオーバーが速くなると未熟な細胞が表面に出てきて、外側からの刺激でダメージを受けやすくなってしまいます。
美肌づくりには、体の内側と外側それぞれの原因にアプローチしていくことが大切です。
睡眠と美肌の関係
睡眠と美肌に関係しているホルモンには、深いかかわりがあります。
- 成長ホルモン
肌のターンオーバーを整えてくれるホルモンです。寝入って最初のノンレム睡眠時に多く分泌され、
肌の生まれ変わりを活発にさせる働きがあります。 - 女性ホルモン(エストロゲン)
エストロゲンは、肌の潤いハリなどを保ちます。睡眠不足になるとホルモンの働きも悪くなるため、しっかり眠りましょう。
美肌づくりにおすすめの栄養素と豊富に含む食品
美肌づくりにはバランスの良い食事が欠かせません。
ファストフードやコンビニ弁当など、偏った食事ばかりをしていると、美肌づくりに大切な栄養素が不足してしまいます。
日頃から次のような食品を意識して取りましょう。
- たんぱく質:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など
- ビタミンA:レバー、うなぎ、人参やホウレン草などの緑黄色野菜など
- ビタミンB₂:レバー、牛乳、緑黄色野菜 など
- ナイアシン:豚肉、かつお、まぐろ、たらこ など
- ビタミンB₆:かつお、まぐろ、鶏ささみ、バナナ など
- ビオチン:卵、レバー、ししゃも、納豆 など
- ビタミンC:キウイ、いちご、柿、ブロッコリー、ピーマン、さつまいも など
- ビタミンE:ナッツ、かぼちゃ、アボカド など
- 鉄:レバー、ひじき、卵、小松菜、ほうれん草 など
※過剰摂取により過剰症を引き起こす場合があります。サプリメントなどを利用するときは、ご注意ください。
腸内環境と肌
腸内環境が乱れてしまうと、免疫力の低下や、肌荒れを起こす原因になります。
腸内細菌は、腸内環境を整えるだけでなく、肌の状態を整えるビオチンやビタミンB₁などのビタミンを
合成する役割も担っています。
また、悪玉菌が増えると腸内でアンモニアなどの有害物が生産され、血液を介して全身に運ばれ、
肌荒れを引き起こす原因にもなります。
腸内環境を整えて肌荒れを防ぎましょう。
腸内環境を整えるために・・・
- 発酵食品と食物繊維の多い食品を一緒に食べるのがオススメ
発酵食品(ヨーグルトや納豆など) + 食物繊維(さつまいも、ごぼう、海藻など) - こまめに水分を補給する
- 朝食をしっかり食べて、毎朝排便する習慣にする
- 運動して腸の働きを促す